第42回:予想の上をいく結果を得たかったら、信頼力を鍛えよう!

今回は「成長する人の特徴」である
信頼力について解説してみました。

この能力を持っている人は、
本人の想像を遥かに超える結果を得やすく、
成功しやすいのが特徴です。

では、この能力を持っていない人は諦めるしかないのでしょうか?

いえいえ、ご安心ください!
そんなことはありません(笑)

ということで、今回の放送では
この能力を身に着ける方法も解説させていただきました。

是非、日常に取り入れてみてくださいね!

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<ラジオ書き起こし>

今日の話は、成長する人の特徴について話してみようと思います。
題しまして、「予想の上をいく結果を得たかったら、信頼力を鍛えよう」です。
さてさて、僕らのように習い事ビジネスをしていると、いろんなタイプの生徒さんに出会います。
どの人と話していても学びがありますし、楽しい時間を送っているわけですが、毎日10名近い人数と接していると、いろいろと統計がとれていきます。
このタイプの人はこういう楽曲で開花する…とか、このタイプの人はこういうところでつまずく…みたいなことが、漠然とですが、わかるようになってきます。
で、その中で、数は少ないですが、「成長が早いタイプ」というグループが存在します。
このタイプの人たちは、1年〜2年でそんじょそこらの経験者たちの腕を抜き去り、4〜5年で上級者入りすることが多いです。
すごく羨ましいですよね^^;
でも、大丈夫です。なぜなら、このタイプの人々の特徴を取り入れることさえできれば、僕らだって「成長が早いグループ」に入ることができるのですから!
また、もしあなたがすでに習い事の先生として活動されているようであれば、生徒さんたちを「成長が早いタイプ」に変身させることで、教室を元気な状態にすることができますよ!
では、さっそくですが、質問させてください。
一見、関係なさそうな質問ですが、この後の話に大きく関わってきますので、是非一度考えてみてくださいね。
あなたがオーダーメイドで洋服、もしくは着物でも良いですが…をつくることになったとして、有名なデザイナーの元を訪れたとします。
そのとき、どのようにオーダーを出しますか?
ちなみに、このデザイナーはあなた自身が一生懸命調べあげ、気に入っている相手だと思ってください。
それでは、シンキングタイム!
では、この質問において、「成長しやすい人」が答えるであろう答えを発表します。
それは、
「全てあなたにお任せします」です。
そう、完全に丸投げです(笑)
普通だったら、素材はこれで、形はこれで、色はこれで…と細かく伝えそうですよね。
オーダーメイドだと、金額もめちゃくちゃ高いので、失敗したくないですもんね^^;出来るだけ詳細に伝えることで、失敗を回避したいですよね?
でも、これが一番危険な行動だと僕は思うんです。
なぜかと言いますと、相手はその道のプロです。でも、得意不得意、好き嫌いは必ずあるものです。
で、自分が一番カッコよく表現できる方法を熟知しています。逆に言えば、それ以外は、あまりカッコよく表現できないのかもしれません。というよりも、その方法以外「やりたいこと」ではなかったり、美意識が嫌がるのかもしれません。
でも、素人の多くは、「あれもこれも」と好き放題言います。その上で、「カッコよくしてください」と言っちゃう…
これって、もはや「そのデザイナー」がつくる意味がないだけでなく、素人が考えた組み合わせでカッコよくしろという、無理な注文をされているので、作り手はかなりやる気も削がれちゃうと思うんですよね。
どうやったってカッコよくならないんだけど、カッコよくならなかったら文句を言われそうなので、苦しいだけの割りの悪い仕事を強いられることになるのです。
これって、僕のように教室経営をしていてもすごく分かる話で、いっぺんにやる気がなくなる瞬間というのは、「Youtubeでこういう方法が上達には良いって書いてあって、その方法も取り入れて教えてもらえませんか?」と言われたとき。
これって、もはや僕じゃなくても良い発言なんですよね。
その上で、こういう人は別に良さそうな方法があったら、そっちに簡単に乗り換えちゃうんですね。
で、結局、何も身に付かず、成長もしないという末路を辿るわけです。
先ほどの服のデザインの話に戻すと、こうやって提供する側に一番最高のモノやサービスを提供してもらいたかったら、その人が一番表現しやすい方法に委ねるということなんですね。
もちろん、何も言うなというのではなくって、こういう服にしたいとか、こんなギター弾きになりたい…みたいな、ご自身の理想を伝えた上で、細かい方法ややり方などは、相手に任せるというのが、一番得たい結果を得ることのできる方法なのです。
ちなみに、僕は去年オーダーでギターを造ってもらったのですが、その時の職人さんも同じようなことを言っていました。
大体の場合、にわか知識で、細かい要望を言われるお客さんが多いそうで、その要望を全て取り入れてしまうと、とんでもギターになっちゃう。
本人さえよければ良いかと言うと、やっぱりそうじゃなくて、その作り手を選んだからには、その作り手の本領を発揮をさせてあげてないと可哀想なんですよね。
だったら、言われたとおりになんでもやりますっていうスタイルの人に頼んだら良いんです。
ちなみに、僕がオーダーした時は、僕の理想と色以外は最低限のことしか依頼せず、あとは職人さんに丸投げしました。
結果、最高に満足できるギターが完成しました!僕が余計な口を出していたら、絶対に生まれなかったようなかっこよさで、さすが自分が気に入った職人さんだ〜と感動したものです。
で、最初の話に戻しますと、これらの話で伝わっているかどうか不安ですが、「成長する人の特徴」というのは、その道のプロの言うことに「あーだこーだ余計な口出しをしない」ということです。
レッスンでも、このタイプの人は、言われたことに素直かつ前向きに取り組んでくれます。
「なぜ?」という疑問をあまり挟まずに、素直にチャレンジしてくれます。多分「この人が言うんだから、何か意図があるのだろう」と、信頼してくれている感じがするのです。
そして、こうやって自分のことを信頼して頑張ってくれている相手に対して、最大限報いようと思うのが、人の心というものです。毎回のサービスにも熱が入ります。
こうやって、どんどん成長が加速するわけですね。
ちなみに、これはどんな業種にも言えることだと思います。
先日、起業家仲間の美容師さんが言っていたことが印象的だったのですが、お客さんが「こういう薬品を使って、こういう感じにして・・」みたいな感じで、細かい要望を伝えて来られたときに、その上で「似合うように仕上て」と言われても無理がある・・といった内容だったと思うんですが、これって、正に損するパターンのお客さんなんですよね。
自分には合わないかもしれないということを考えずにに、テレビやネットで言われている「他人の良い」を受け入れて、目の前のプロを無視してしまうという…。
たぶん、こういう人って、YouTubeとかで「これが良いですよ〜」みたいな知識を仕入れて、それをそのまま鵜呑みしちゃっているんでしょうね。
でも、サービス提供側としては、自分の仕事に他人の仕事を組み込まれるようなものなので、どうにもお客さんを満足させられないというジレンマに陥るわけですね。
もし僕が同じ立場だったら、「だったら、他に行って下さい。」って言っちゃいそう…。
こういうのって、情報が簡単に手に入るようになったことで、より加速した感じがありますね。
この人はこう言っていたとか、このサイトにはこう書いてあった!みたいな感じで、その本質までは考えずに、情報に踊らされているだけなんですよね。
でも、プロというのは、客観的に相手を見極めて、その人に本当に合ったものを提供するのが本分ですから、信頼してくれるのが一番やりやすいし、一番良いサービスを提供できるわけです。
だし、こういう人というのは、可愛がられますよね。
もちろん、何でもかんでも鵜呑みにしろと言っているのではなく、まずは一度言われたとおりにしてみて、その上で全然納得ができなければ、その職人さんとは相性が悪かったと諦めて、他にいきましょうということです。
自分の好みを相手に押し付けては成長はありませんよ!ということですね^^

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