第44回:真面目に商売をすれば成功できる…は大間違い!?あなたのビジネスを加速させる魔法。

多くの人は「真面目に仕事をしていれば、必ず成功する」と思いがちです。

でも、実際のところはどうなのでしょうか?

この考え方の盲点と、対処法について解説させていただきました。

特に教室ビジネスをされている方に聴いていただきたい内容です!

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<ラジオ書き起こし>

さて、今回の話ですが、「真面目に商売をしている人」ほど陥りがちな罠について解説してみようと思います。
また、その罠を回避して、本来の魅力を最大限に発信し、最高の結果を導き出す…簡単に言えば、成功するための方法を4つご紹介させていただこうと思います。
では、まずは罠の方からお話ししていこうと思います。
それは、「一生懸命商品やサービスを作って提供していれば、自ずと売り上げも上がっていくはず」という思い込みです。
これって、一見、正しいように思いませんか?ちゃんとしたモノを作って、販売していれば、良さが伝わって、成功していきそうですもんね。
でも、これは、あくまでも「ただの前提」でしかないんです。
簡単に言えば、「当たり前」のラインです。もちろん、この部分すら出来ていない人が多いので、これだけでもアドバンテージはあるんですが、これだけだと当たるも八卦当たらぬも八卦状態に陥ってしまいます。
運良く、その商品やサービスがインフルエンサー的な人の目に止まって、その人がSNSで紹介してくれて大ヒットみたいな…自分ではどうにもコントロールできない「運」みたいなものに頼ることになってしまいます。
でも、商売って、こんな不確定要素にばかり頼っていたら精神的に苦しいですよね?
ちなみに、商品に自信を持てないという、それ以前の人は、以前放送している「コンセプトづくり」という放送を聴いて、自信を持ってオススメできる商品、サービスを作るところから始めてくださいね!
では、話を戻しますが、どうすればこういう「自信のある商品、サービスを、ちゃんと客に届けること」ができるのでしょうか?ただ、作って、お店やネット上に掲載すれば良いのでしょうか?
違うんですね。これじゃ、売れません。
なぜかというと、その商品やサービスにしかない「良さ」が、伝わらないからです。世の中に数多ある商品群から、あなたの商品を選ばなければならない理由がないんです。
ということで、さっそくこれを解決する方法をご紹介します。
それは、「その商品が生まれたストーリーや、あなたの世界観をドラマチックに語る」です。
同じような商品、サービスは世間に数あれど、そこに至るストーリーは全て違うはずです。結果である商品だけを見ると、あまり変わらないように見えるのに、ストーリーを聞いた後というのは、全く別の物に見えてくるはずです。
そこには「作り手の想い」が加わり、「特別なもの」に変化します。また、その作り手の人間性も滲み出るような切り口で展開することで、作り手のファンになったりします。
そうすれば、次の商品はもっと売りやすくなるし、継続して購入してくれる人が増えるので、商売自体が楽になっていきます。
例えば、僕がやっている教室ビジネスであれば、なぜこの教室を作ったのか?とか、こういうカリキュラムにしている理由は?みたいな切り口を、自分の体験やポリシーから解説していくことで、一般的なマンツーマンレッスンとは異なった印象になります。
真面目な人ほど、「多くは語りたくない」のか、こういう部分を語りたがりません。
分かる人には分かる…と思うのかもしれませんが、実はこれ、分かる人にも分からない…というのが正解なのです。
なぜなら、同じようなサービスや商品が星の数ほどあるからです。
では、例をあげてみようと思います。例えば、HP上で、マンツーマンレッスンの説明をするページがあったとして、これから言う2つのパターンだったら、どちらの教室を選ぼうと思いますか?
①一人一人に合わせて進めるマンツーマンレッスン。分からないことはなんでも質問できます。楽器の貸し出しもしていますので、会社帰りに手ぶらでレッスンに通えます。楽しく曲を演奏できるようになっていきましょう!
②基礎を疎かにしたことで、ある時点から伸び悩む人をたくさん見てきました。確かに基礎練習というのは面白くないものが多いですが、楽しく基礎練習を継続していただける独自のカリキュラムを作り上げましたので、1年間かけて土台を固めてしまいましょう。さらにはマンツーマンレッスンなので、このカリキュラムをあなた用にカスタマイズしてご提供いたします。最終的には、「演奏したい曲にいつでもチャレンジできるだけの底力」が身につき、基礎を疎かにしたら何十年経っても到達できない、本当の音楽の楽しさを味っていただけることでしょう。もちろん、個人個人の好みも考慮しながら進めますので、ご安心くださいね。
言わずもがな、①が一般的な教室のパターンです。
一見問題なさそうに見えますが、ほとんどの教室がこんな感じです。大手音楽教室のテンプレートをそのまま使ってしまっている感じなんですよね。
大手がやる分には、「知名度」という別の武器で戦っているから良いのですが、無名の個人教室がやってしまうと、ただの訴求力のないサービス案内になるだけです。
それよりも、②のように「基礎練習」という多くの人が嫌がりそうなワードを並べながらも、「誠実さ」が伝わるこちらが選んでもらえます。この部分がオリジナリティーに感じられるわけですね。
しかも、集まる層も、「手軽に簡単」みたいなチャラい人々ではなく、比較的「頑張り屋さん」が集まってくるので一石二鳥です。要するに、自分にとってやりやすい人々が集まってきてくれるということですね。
こういう風に、あなたが大切にしているポリシーや想いを、HPの随所に示していくのです。こうすることで、強く共感する人だけが濃いファンとして集まってきてくれるようになります。
ただ、ここで気を付けないければならないのが、エッジが立っているだけではダメということです。いくらホームページの外観に世界観が反映されていても、それをしっかりと語っていなければ選んでもらいにくいでしょう。
逆に言えば、HPがすごくシンプルだったとしても、その人やそのビジネスの世界観がちゃんとストーリーとして語られていれば、人はちゃんと集まります。
まぁ、もちろん、その両方が合致していることが一番望ましいんですけどね(笑)
ちなみに、これが物づくりみたいなビジネスであれば、その商品が生まれた理由、その材料が出来上がるまでのストーリーみたいなものを、そこに介在した人々の想いや情熱とともに熱く語られていたら、それを買う人たちは、もっともっとお金を出しても良いと思ってくれます。
なぜなら、他のものではなく「あなたの作った商品」がほしいからです。値段という、他社との比較で生まれる基準が採用されなくなるわけです。
真面目に物づくりをしている人ほど、この視点をビジネスに取り入れて、あなたの商品の本来の価値を、正統に評価してもらっていってほしいなと、僕は思っています。
やっぱり、真面目な人がバカを見る世の中より、真面目な人が成功する世の中であってほしいなと思うので、今日はこんな話をさせていただきました。
こういったテクニックを使って、粗悪品をあたかも良いもののように見せる輩も多いのですが、こういうテクニックというのは、本来、真面目な人が一生懸命作った商品やサービスが正統に評価されるためのものだと思うので、真面目に物づくりをされていて、こういう切り口でHPを作っていないという方は、是非取り入れてみてくださいね!
おそらく、ビジネスが加速するはずですよ!
ちなみに、細かい方法はたくさんあるのですが、ここでは話しきれないので、とりあえず今回はこんなところにしておこうと思います。
それでは、最後までお聴きくださり、本当にありがとうございました!!