第43回:精神的鎖国を解いて、可能性をアップデートし続けよう!

今日のタイトルは今まで一番謎ですね(笑)

でも、至って真面目な内容です。

「居心地の悪さ」と「進化」の相関関係について
解説しましたので、進化していきたい!という人は是非お聴きください^^

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<ラジオ書き起こし>

 

今日の話は「精神的鎖国を解いて、可能性をアップデートし続けよう!」という、謎のタイトルでお届けしようと思います。
では、どういう話なのかと言いますと、僕ら人間が進化する時のメカニズムについてのお話です。
僕ら人間の本能は、「安全に暮らすこと」だと思います。
要するに、日々の生活が脅かされず、安定していることですね。
だから、その安定を目指して「学歴」を手に入れ、安定した職に就くことを目指すわけです。
安定した職に就けば安定した給料が手に入り、安定した暮らしが手に入るという寸法ですね。
ただ、人間というのは、他の動物とは違い、複雑な感情を持っています。
確かに、原始時代のように、「生きることだけを目的」にできた時代なら、この安定こそが、もっとも貴重なものであり、価値だったと思います。
でも、今は文明の発展した2000年代です。「生きる」ということだけで見たら、ほとんどの先進国の人々は、価値を感じないほどに当たり前に享受できています。
では、この「生きる」という価値を誰もが手に入れている現代において、「安定」だけを求めることが、僕らにとっての幸せになり得るのでしょうか?
目の前に、いろいろな可能性が広がっているのに、それらを取りに行かずに、ただ安定することだけのために一生の大半を費やすというのは、江戸時代の鎖国のようなものなんじゃないかと僕は思うんですね。
外国は怖いものだ、だから、鎖国して、従来のやり方でやっていきましょう!みたいな(笑)
この「怖い」という感覚が、安定志向を産むんだと思うんですが、当時の日本だって、若干の痛みや紆余曲折あったものの、開国後は、目覚しく発展してわけですよね。
要するに、アップデートできたわけですよね。
で、このアップデートというのは、このように「怖さ」とか「不安」を乗り越えた時に起こるわけなんですね。
このことから僕らが学べることは、「安定」することだけを人生の目的にしていないで、目の前に広がる可能性にリーチしていきましょう!ということだと僕は思っています。
確かに、自分の可能性に目を向けるのは怖いものです。「自分なんかが」とか、「安定を捨ててチャレンジするなんてリスキーすぎる」って、ほとんどの人はビビるわけです。
だから、高校生くらいの子供が「将来、歌手になる!」と目を輝かせながら言った日には、「やめときなさい!そんな夢を叶えられるのは一握りの人なんだから」と、子供たちにまで鎖国を強要しようとするわけですね。
でも、ここで鎖国させてしまうと、ワールドスタンダードで見たときに、「遅れた人間」になってしまいます。
こんな狭い価値観に閉じ込めてしまったら、「小さくまとまる人間」で終わってしまいます。要するに、当時、黒船を見て腰を抜かしていた日本人の状態ですよね?
あの時代、日本を変えたのは、「面白い!」と言って、危険を顧みず単身黒ぶねに潜入を計った吉田松陰や、目を輝かせて列島を走りまくった坂本龍馬だったわけです。
安定とは無縁の行動ですが、この幕末の話が好きな人は本当に多いですよね。これと言うのも、本当は心の中では「このようにワクワクしながら生きたい!」「そのためには、何かを犠牲にすることも仕方ない!」という気持ちが少なからずあるからだと思うんですね。
そして、やはり歴史的に見ても、人類の進化はこのような恐怖に打ち勝つことで加速してきていますので、精神的な開放という意味だけでなく、人間という生き物のアップデートにとって、本当に必要なことでもあるわけですね。
で、話を進めますと、鎖国を解いたあとは、日々発生する「居心地の悪さ」に耐えなければなりません。
例えば、武士であれば、刀を手放すことには大きな抵抗があったことでしょう。
着物から洋服にした時だって、ストレスがあったかもしれません。
街を歩く大きな外国人に恐れ慄くこともあったでしょう。
でも、だんだん順応していって、それがスタンダードになっていくわけです。
今現在、洋服であることに抵抗を覚える日本人は皆無でしょうし、外人を見たって違和感ありませんよね?話しかけられたらビビるでしょうけど(笑)
こうやって、居心地の悪さを乗り越えて、アップデートが完了するわけですね。
そして、僕がここで言いたいことは、生きている限り、僕らはこのアップデートをし続けることで、毎日を新鮮な気持ちで送っていけるんじゃないかってことです。
安定思考でいると、どうしてもこのアップデートができません。そうすると、変わらない毎日になんとなくモヤモヤする日々が続きます。内心、先ほどの幕末の英雄に憧れる心理みたいな「ワクワク感」「ドキドキ感」みたいなものを、どこかで求めているのに、安定という日本社会が良いとするテンプレートにハマることを求められ続けた結果、その洗脳が解けずに、心の中で自分に「選ばれた人しか無理なんだ」と言い聞かせる日々が続くわけですね。
ある意味、ダブルスタンダードなんですよね。だから、鬱っぽい人が増えているんじゃないかって思うくらい。なりたい自分になることを許可しないで死ぬまでいくことを考えたら、かなり苦しいですもんね。
で、話を戻しますと、アップデートのための居心地の悪さは、進化の痛みだということなので、進化していきたいとか、理想の自分いなりたい!って思う人は、どんどん居心地の悪い環境に飛び込んで行った方が良いと思います。
僕なら、自分よりももっともっと自己実現しているグループの勉強会に、お金を払って参加したりしています。
これって、めちゃくちゃ居心地悪いんですよ。全員が意識高くて、それでいて人間ができているんです。「あー、自分は全然まだまだだなー」って、いやでも実感させられますし、劣等感もうずきます。。
でも、こういう輪の中にいると、その空気感が当たり前になっていって、気付いたら、アップデートが完了していたりします。正に、洋服が当たり前になった日本人状態ですね!
そのグループの感覚が当たり前のものになって、意識や視点が上がる分、視界が良好になるんですね。こうやって、少しずつなりたい自分に近づいていくわけです。
ですので、居心地の悪さは成長に必要な要素ということで、どんどん経験して行った方が良いということです。
ということで、長くなりましたら、もしあなたが「自己実現する!」と決意されたなら、どんどん「居心地の悪い環境」に身をおいて、バージョンアップしていっちゃいましょう!
それでは、最後までお聴きくださり、ありがとうございました!!

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