第68回:凸凹(デコボコ)だから良い!世界はこうして平和になる・・はず!?

これからの時代、全てが平均的な平人間よりも、凸凹人間の方が楽しく生きられるのではないか?という仮説を立てて、お話ししてみました。

今、生きづらさを感じている方は是非お聴きください^^

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ラジオ書き起こし

皆さま、ご無沙汰しております。

ここのところ、ENERGEIAというアプリで「オンライン軽音楽部」という部活を始めることになりまして、その準備に忙しくしておりました。

このオンライン軽音楽部は「おとのわ」という名前でして、ステイホームが続く中でもオンラインを使って音楽活動を楽しもうという試みです。

これからどうなるか分かりませんが、楽しくやっていこうと思っています。

ENERGEIA

さて、今日の話は「デコボコだから良い!世界はこうして平和になる・・はず!?」というテーマでお話ししていこうと思います。

デコボコっていうと、悪いイメージを持たれるかもしれませんね。平(たいら)な方がキレイな感じがしますしね。

で、なんの話かと言いますと、これからの時代の生き方の話です。

習いごトークって、「これからの 時代の生き抜き方」みたいな話が妙に多い気がしますね(笑)

どういうことかといいますと、今までの時代と言うのは、皆が画一的なゴールを目指して、社会もそれが全てだと言わんばかりの雰囲気を醸し出していました。

例えば、学校では真面目にしているのが正しくて、進学することが正しくて、良い成績をとることが正しくて、良い会社に就職することが正しくて、家族を持つことが正しくて、マイホームを購入することが正しい・・という、 ある種の成功のレールを引いていたような感じがします。

これら全てのことを平均以上にこなせる人間が「良い」というわけです。

まぁ、こうやって同じレールを走ることが求められてきたわけですから、徐々にみんな平均的な人間に仕上がっていきます。つまりみんなが平。 平らなものって、それ同士をどんなに重ねていっても、 安定していますから、居心地はそれなりに良いとは思うんです。

で、平になれなかったり、平でいることを拒絶している人と言うのは、かなり苦しいことでした。だって、 みんなが平なのに自分だけボコボコな形をしていたら、重ねていった時に自分だけ居心地が悪いですもんね。 飛び出した部分はへこまされるし、足りない部分は引っ張り出されそうになるわけですからね。だから平で入ることが安心だったわけです。

でも、 時代は変わりました。いろいろな生き方が許容されるようになってきました。

突出した部分が「武器」になる時代です。飛び抜けている部分が許容される時代です。

そんな中で、日本の社会ではまだこの平でいることが社会制度的にもまだまだ抜けきっていません。

おそらく、まだ大学に進学することと言うのは「正しいこと」としてイメージされているでしょうし、大企業に入れば両親は大喜びみたいな世界観がまかり通っていると思います。

この世界観が、突出した強みみたいなものを殺します。「好きなことばかりやっていないで、苦手な部分を伸ばしなさい!」と言われてしまうんですね。

でも、本当に「 苦手なこと」で克服しなきゃいけないんでしょうか?得意なことや好きなことを伸ばす時間を削ってまでやることなのでしょうか?

正直、僕は違うと思っています。

誰かのできない事は誰かの強みだったりして、 お互いの強い部分弱い部分を補い合っていくことが一人一人がストレスなく生きていける秘訣なんじゃないかと思うんです。

要するに全員凸凹だからこそ、重ね合わせることで、各自の凹凸同士がうまく噛み合って本当の調和のとれた世界が生まれるんじゃないかと僕は信じているのです。

無理して平になってストレスをためるんではなく、得意なことや好きなことを徹底的に伸ばすことで誰かに貢献し、不得意な部分は誰かに補ってもらい、 無理なく生きることが世界の平和にもつながるんじゃないかと思っています。

だってみんなストレスないんですよ!最高じゃないですか!?

そして今はインターネットがこれだけ流星しているので、自分の得意なことを発信することも簡単ですし、自分の苦手な分野に長けた人の情報は簡単に手に入ります。

だから、これからの若い人には特に、自分の心に忠実に生きて欲しいなと思います。 古い社会が求めてくる「常識」みたいなものにひれ伏すのではなく、若いエネルギーを思い切り自分のために使いきって欲しいなと思います。

と言うことで久しぶりのラジオはだいぶ説教くさい内容になりましたが、 これも僕の 凸凹だと思ってご容赦ください(笑)

では、また次回をお楽しみに!