プロフィール

高村 尚平 -Shohei Takamura- プロフィール

 

はじめまして。
習いごトークのパーソナリティ、高村尚平です!

この聴くブログは、習い事の教室を経営されている方、もしくはこれから教室を開業しようという方々にとって、何か役に立つ情報は発信できないか?という想いで開設しました。

習い事の教室も立派なビジネスです。

ビジネス的な視点をしっかりと持つことが重要です。

しかし、残念ながら多くの習い事の先生たちには、この部分が欠けていることが多いと感じます。

集客におけるコピーライティング、インターネットの活用方法など、一般的にビジネスで語られることは、習い事ビジネスにとっても超超超超重要です(笑)

せっかく情熱を傾けて作り上げた秘伝のレッスンも、あなたの素敵な人柄も、本来届くべき相手に届かなくなってしまうからです。

 

だから、習いごトークでは、あなたの本来の魅力を余すところなく伝えられるような方法や情報を、どんどん発信していく予定です。

 

でも、そもそも、なぜ私がそんなことをわざわざするのでしょう?

 

それは、魅力的な先生や教室を増やすことが、日本の未来を明るく元気にすると、本気で信じているからです。

日本人はとっても勤勉です。

放っておくと、仕事や勉強といった「やらなくてはならないこと」ばかりの人生を生きてしまいがちです。

だから、自ら「やりたい」と思える趣味を何か1つ持つことの意味は、計り知れないほど大きいと思うのです。

人生の質は、「やりたいこと」をどれだけ楽しんだかどうかで決まると思います。そして、「やりたいこと」を楽しむためには、サポートしてくれる教室や先生の存在が不可欠です。

もしあなたが、これから習い事の教室を始めようとお考えなら、それは日本を元気にする活動の一端を担っているということです。

おそらく、ご本人が思っている以上に尊いことだと思います。

だから、そんなあなたを強くサポートしたいという想いと、明るく前向きな社会にしていきたいという想いで、この習いごトークを始めたのです。

高村尚平の今までとこれから‥

 

中学時代までの私は典型的な「ダメな子」。

成績も下から数えた方が早いし、スポーツでもパッとしない、本当に冴えない子供でした。残念ながら、教師からの評価もかなり低くかったと思います(笑)

周りからダメというレッテルを貼られていることも手伝って、将来に希望など全く持つことがきませんでした。

そんな苦しい日々をどうにもすることのできないまま、小学校時代を過ごした私に衝撃的な出会いが訪れたのは、中学1年生の頃のことでした。

 

友人に聴かせてもらったロックミュージックに、はじめて心が震える感覚を覚えたのです!

完全に魅了されてしまった私は、来る日もくる日も、同じバンドの音楽を聴き続けました。聴き続きた結果、未だにそのバンドの曲は、全曲歌詞まで暗唱できるほどです。

ライブビデオも、擦り切れるほど見ました。(今と違ってVHSだったので、本当に擦り切れるほど見ていたと思います…笑)。

そんな日々を送る中、興味の対象は、次第にギターやベースを弾いているシルエットに移っていったのです。そして、最終的には、演奏してみたいという欲求へと育つことになったのです。

その頃の私は、テニスラケットをギターに見立てて、演奏する真似をするお茶目さんでした(笑)もちろん、誰にも見られないように・・(汗)

人生を変えたお願い

 

当時、バンド系の楽器を演奏しているのは、いわゆる不良っぽい子か、イケてる子と相場は決まっていました(苦笑)

冴えない自分には不相応…と、当時は思い込んでいたのでしょう。その想いを誰にも言えまないまま、ついに中学3年生を迎えてしまいました。

ちなみに、以前は底辺の成績をとり続けていた私ですが、この状況に痺れを切らした両親が、優秀な家庭教師の先生を見つけてきてくれたおかげで、なんとか少しマシな成績をとれるようになっていました。

余談ですが、この家庭教師の先生は本当に素晴らしい方で、勉強の楽しさや学習のコツなどの多くは、この先生から学びました。

実際、その当時教わった学習法は、現在、私のギターレッスンにも受け継がれています(笑)

 

そのように、成績が少しずつ上向いてきた私は、あることを思いついたのです。

それは、「志望校に合格したら、ギターを買ってほしい」と、両親にお願いするということ(笑)ありがちなタイプのお願いでしたが、それを思いついた時は、「これだ!」と興奮したものです(笑)

そして、意を決して、お願い作戦を決行しました!

結果は・・・・・、あっさりと了承(笑)

受験勉強に精を出してくれるなら安いもんだと思ってくれたのでしょう。なんなく了解を得られたのです。

 

そうして挑んだ高校受験。

当初想定していた高校よりも少しランクの高い高校に見事合格してしまいました!‥よほどギターが欲しかったのでしょう(笑)

 

私「約束どおりギターを買ってよね!」

母「そんなこと言っていたっけ?」

忘れっぽい母は、約束自体を完全に忘れていましたが(苦笑)、なんとか思い出してもらい、ついに念願のギターを手に入れることに成功したのでした。めでたしめでたし。

 

そして、振り返ってみれば、これが私にとって人生最大の転機になるのでした。

人生を変えた出会い

 

隣町にある楽器屋さんに出向き、ついにギターを手に入れた私は、意気揚々と教則本と対峙しました。

そして、すぐに負けました(笑)

書かれたとおりに練習をするのですが、どうにもイメージしている演奏になりません。当時は動画サイトなどもありませんでしたから、そもそも自分の練習方法が合っているのかどうかも分かりません。

このままでは一向に弾けるようにならないと思った私は、ギターを購入したお店に併設されていたギター教室に通うことにするのですが、この教室こそが、文字通り私の人生を変えることになるのです。

現在ギター教室を経営しているには、完全にこの時に出会った先生の影響なのです。

 

さて、当時の私は、成績が上がってきたことで、少し自信をつけてきていたものの、まだ自己主張ができるような少年ではありませんでした。

はじめて参加したレッスンはグループレッスンだったのですが、ついていけているのかいけていないのかすら言えない私にも、先生はしっかりと目を配ってくれていました。

実際に、内容についていけていないときも、私の状況を汲み取ってフォローしてくれたり、
他のメンバーとの会話のキッカケを与えてくれたり、本当によくしてくれました。

そのおかげで、高校に入学する頃には、ギターの世界にどっぷりとハマることができ、どんどん上達することができたのです。

そして、ギターの上達と比例するように、自分にも自信がついてきたのです。そうやって、グループ内でも少しずつ存在感を発揮できるようになり、徐々に前向きな性格へと変貌を遂げていくのでした…

人生テント理論

 

そのような中、迎えた高校生活。

地元から離れた高校だったことと、少しの自信をつけていた当時の私は、華麗に高校デビューを果たしました!(笑)

ギターを弾くようになったことで、付き合う友達のタイプも変わり、念願のバンドを組むことも果たし、高校1年生で初めてのライブ演奏まで経験することができました。

こうして、中学時代までの苦しい日々が嘘のように、楽しい毎日を送るようになっていったのです。

この頃には、周りから「ギターが上手い」と言われることが多くなり、それが更なる自信を生み、何事にも前向きな性格に変わっていました。

不思議なことに、ここで得た自信は、なぜか勉強やスポーツといった別分野にも及んでいき、「なんだってできる」という謎のマインドへと昇華していったのです(笑)

実際、高校1年生の後半には、学年トップの成績に上り詰めたのですから、「自信」の力たるや凄まじいものがあります(驚)

今でも、何か始めるときに、「出来ないわけがない!」という、スーパー前向きなマインドで取り組んでいますが、それもこの時につけた自信が影響していることは間違いありません。ちなみに、この自信は、思い込もうと努力しているのではなく、本気でそう思っているのです(笑)

実際に、大抵のことは本当に出来るようになりますから、自信の力というのは、本当に侮れないのです。

 

私に起こったこの一連の現象は、例えるならワンポールのテントのようなものです。

ワンポールのテントを組み立てるとき、中心にポールを立ててテントは張るのですが、「ギターを弾くようになって、周りから認められた」という1本のポールが立ったことで、その他のことまで一緒に持ち上がったのです。

そして、持ち上がった部分にも新しい自信というポールが立ち、次第に何本もポールを持つ盤石なテントに育っていくのです。

 

ちなみに、これは私にだけ起きた特殊なことではなく、誰にでも起こることです。そういった例は、世界中枚挙にいとまがありません。

だから、どんなことでも良いので、まずは何か1つのことで自信をつけてしまえば良いのです!

相手に自信をつけさせることがリーダーの仕事

 

その後、私は大学に進み、順調に自信のポールを増やしていきました。

頭の中には、「なんでもできる!」という自己イメージが常にありますから、向かうとこ敵なしです(笑)

そして、20代前半で、アルバイトではありましたが、ギター講師の仕事をするところまでいくことができました。

その後も、ギター機材のデモンストレーターといったギターの仕事を経験し、30代前半で自身の教室「ギターの処方箋TAKAMURA」を開業し、現在に至ります。

ギターの処方箋TAKAMURA

もちろん、紆余曲折ありましたが、あの時つけた自信のおかげで、ここまでの人生を前向きに楽しく送ってくることが出来ました。

 

そして、自分が指導する側になった今、これらの経験から、

リーダーの仕事は、ついてきてくれる仲間に「小さな自信の種」を植えること

だと、確信しています。

 

ここで言うリーダーとは、「信じてついてきてくれる人々がいる」人のことです。

私のような習い事の指導者も、生徒さんに選んでもらっている以上リーダーですし、そう自覚する必要があると思っています。

私を選んでくれた生徒さんたちは、私にとって大切な仲間です。

 

だから、一人ひとりが自信を持てるよう、誠心誠意、向き合っていきたいのです。

私に自信をつけてくれた、当時の恩師のように…

行列のできる人気教室を増やしたい

 

私の教室には、他の教室をやめてきた生徒さんが多くいらっしゃいます。

やめた理由はそれぞれ少しずつ違いますが、不満がなければやめる必要はないわけです。

 

彼らが一様に言うのは、「講師の態度」と「教室のあり方」への不満です。

教える側が上、習う側が下

そんな態度で、小馬鹿にしたような発言をされたり、流れ作業のようなレッスンをされたり・・と、とにかく居心地が悪かったという話をよく聞きます。

 

教える側にとっては数ある生徒の一人かもしれませんが、生徒さんにとっては、その趣味を続けられるかどうかの鍵を握っている唯一の先生です。

そうやってせっかく自分を選んでくれた相手なのだから、心から大切にしてあげてほしいなと思います。

逆に言えば、そういった相手の可能性を潰してしまう教室が当たり前にならないためにも、相手に寄り添い、生徒さんと共に成長していくような教室を一つでも多く増やすことが、私の目標の1つです。

 

そして、当たり前の話ですが、そうやって生徒さんに寄り添える教室は人気が出ます。

そういった意味では、相手のため=自分のためでもあるんです。

 

もちろんそういう教室は集客に困ることはなくなりますし、先生の生活の質も向上します。

生活に余裕ができれば、質の高いコンテンツやサービスを提供できるようにもなります。結果的に生徒さんに還元されるわけですから、両者ハッピーなのです!

そう考えると、本当に良いことだらけですよね^^

 

こういった良い循環が各地で広がっていくよう、習いごトークを始めたわけです。

最後に

 

最後までご覧くださり、ありがとうございました!

ここまでに書いてきたように、習いごトークでは、教える側も習う側も幸せになれる未来を目指しています。

共感していただける方は、是非一緒に明るい習い事業界を作っていきましょう!!